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IntelとAMDの価格競争は一段落

[issued: 2007.12.10]

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 米国の市場調査会社であるiSuppli社の最新レポートによると、マイクロプロセッサ(MPU)で競合する米Intel社と米AMD社の価格競争は一段落し、そのことが両社に利益をもたらしたという。

 iSuppliは2007年12月、「2007年第3四半期はPCとサーバーの売り上げが好調で、両社ともMPU市場でシェアを拡大することができた。そして、両社の価格競争は終わったようだ」と報告した。同社のデータによると、2007年第3四半期のIntelのMPU製品売上高は、前四半期の78.4%から0.3%上昇し、同市場全体の78.7%を占めた。また、AMDのシェアは13.9%で前四半期の13.3%から0.6%上昇。Intelの2倍以上シェアを伸ばした。

 2社のシェア拡大によって打撃を受けたのは小規模のMPUメーカーである。2社を除くMPUメーカーのシェアの合計は、前期の8.2%から7.4%に減少した。iSuppliによると、1位のIntelと2位のAMDの売上高を合わせると同市場の約93%を占め、前年同期より約2%増となったという。

 iSuppliは、「2社がシェアを拡大したのはコンピュータ機器の売り上げが伸びたからだ。2007年第3四半期のコンピュータ機器の出荷台数は6810万台で、前年同期の5990万台から13.8%増、前期の6130万台からは11.1%増加した」としている。IntelとAMDはそれぞれ2007年第3半期財務報告で、「価格は元に戻っている」ことに言及した。iSuppliによれば、このことは、「x86の価格競争は終わりが近づいていることを表している」という。

 iSuppli主席アナリストのMatthew Wilkins氏は発表の中で、「PCとサーバーの需要拡大に、MPU価格の安定が加わって、IntelとAMDの2007年第3四半期は好業績となった。価格は、コンピュータ市場が堅調だったことや、Intelが新アーキテクチャ『Core 2』を採用した製品に急速に移行したこと、市場でのマルチコア製品の普及が進んだことなど、多くの要因に影響を受けて変動した」と述べた。その上で、「価格競争は終わりつつあるのかもしれない。しかし、2社の競争は激しさを増しそうだ」とした。

 Wilkins氏は、「AMDは、『Barcelona』と関連製品を投入したことで、競合他社に対抗できる強力な製品群を手に入れた。一方、Intelは、新たに45nmプロセスを使用した製品の出荷を開始した。両社とも現在の好調に安んじてはいない」と付け加えた。

(Electronic News)

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