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NECエレ、新棟を建設して車載向けパッケージを強化

[issued: 2008.03.24]

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 NECエレクトロニクスは、自動車搭載向け半導体事業強化の一環として、100%子会社のNECセミコンパッケージ・ソリューションズ(SPACKS)の大分工場(中津市)の生産能力を増強すると発表した。当初20億円を投じて2008年末を目処に新工場棟とクリーンルームを建設、2009年夏からの量産開始を目指す。

 新工場棟は、車載用途のマイコンやシステムLSI製品の増産を目的とし、既存工場棟の隣に2階建て(延床面積:5000m2)の建屋を新設する。新工場棟内には約2000m2のクリーンルームを構築し、2009年1月から生産設備の搬入を行い、同年夏には最先端パッケージに封入された半導体製品の生産を開始する計画。新設する生産ラインにおける最先端パッケージの生産能力は月産100万個程度で、今後、受注状況に併せて順次拡張していく予定という。新工場棟は、今後の市場拡大が見込まれているBGAパッケージの車載半導体製品の増産を目的としており、BGAパッケージ製品の生産拠点とする計画という。

 NECエレクトロニクスは、自動車向け半導体をコア事業に位置づけており、2006年度には車載マイコンで920億円を売り上げている。同社は新工場棟の建設などにより今後も積極的な事業展開を図り、2015年度には2000億円の売り上げを目指すという。なお、同社は2008年4月1日に、前工程のNEC九州(熊本市)とNEC山口(宇部市)、および後工程のSPACKSを統合し、新会社のNECセミコンダクターズ九州・山口を設立すると発表しており、前工程から後工程まで体制強化を図っていく。

<新棟の概要>
場所:NECセミコンパッケージ・ソリューションズ大分工場
延床面積:5000m2(2500m2×2階建て)
クリーンルーム面積:2000m2(1、2階部分の一部)
投資額:20億円(工場棟とクリーンルームの建設のみ)
生産品目:車載用途のマイコンおよびシステムLSI
新規採用:50名程度
工事開始:2008年6月
建屋完成:2008年12月
量産開始:2009年夏

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