News Center

AMATの太陽電池製造ライン導入が欧州で進む、
独Sunfilmが2ライン目、スペインのT-Solarとは複数年契約

[issued: 2008.05.19]

この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る
 米Applied Materials社(AMAT)5月13日は、ドイツの Sunfilm 社から薄膜太陽電池モジュール製造ライン「Applied SunFab Thin Film Line」の2ライン目を受注したことを発表した。独ドレスデン近郊グロシュレールスドルフにある第1ラインの隣に設置される予定。

 Sunfilmが昨年AMATに発注したSunFabは今年7月に生産稼動に入る。今回の第2ラインはその約1年後に立ち上げの予定。これら2ラインにより、この事業所におけるSunfilmの年間生産能力は120MWpとなる。

 Sunfilmはこの製造ラインで5.7m2大型ガラス基板によるタンデム接合型薄膜シリコン太陽電池を生産する。この大型基板は、メーカーのニーズに応じて1/2、1/4サイズの太陽電池モジュールの製造にも対応する。

 AMATのSunFab Thin Film Lineは、アモルファス層と微結晶層を組み合わせて短波長および長波長の太陽光をともに吸収するタンデム接合セル技術に対応する。タンデム接合セルは、ワット当たりの変換効率が高く、単接合技術に比べて製造コストでも引けを取らないとしている。Sunfilmはタンデム接合技術を5.7m2の大型基板や量産技術と組み合わせることで、太陽発電コストを大幅に引き下げる考えという。

 Sunfilmは、2006年末にGood EnergiesとNorSunによって設立。同社は、AMATの供給する製造ラインを使って、5.7 m2ガラス基板上にタンデム接合型薄膜太陽電池モジュールを世界で製造する初の企業となる。

 また、AMATは5月の12日に、同社「SunFab Performance Service」でスペインのT-Solar Global社と複数年契約を結んだと発表した。SunFab Performance Serviceは、Applied SunFabラインの製造コストやアウトプットを保証するサービス。発電メガワットあたりのコストを継続的に削減していくという。

 T-Solarとの複数年におよぶ契約では、5.7m2の基板を使用し、AMATはエンジニアリングからロジステックの領域、技術やラインの全自動化ソフトウェアの適用も含め、T-Solarの太陽光発電製造ラインの性能最適化を行うという。ラインの予防保守や部品管理に加えて、AMATは継続的な性能向上プログラムを適用し、工場全体の最適化を行うことで生産性の向上も行うとしている。

 T-Solarは、2007年にAMATのSunFabを欧州で最初に導入したメーカー。製造ラインの生産能力は、年約40MWになるとしている。

この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

SI Japan RESOURCE CENTER

アドバンスドエナジージャパン株式会社
金属材料のマグネトロンスパッタリングにおけるアーク抑制
JPN-ArcSputmetal-270-01.pdf
資料一覧を見る
この資料をダウンロード

EVENTS