日本の共同通信社の報道によると、日本の東京電力は12日、福島第一原子力発電所の汚染水の海への排出に関する費用が、2021年から2024年までの合計で約430億円になる見込みであることを明らかにした。東電が汚染水排出全体費用の試算額を示したのは初めて。
東電によると、約430億円のうち、海底トンネル本体の新設やトンネル入口となるピットなどの准備工事にかかる費用は約350億円。このほか、放射性物質をモニタリングする設備の設置に約30億円などとしています。
また、日本の経済産業省は同日、廃炉と汚染水処理に必要な費用として、東電の2022年度支出2376億円の資金計画を承認した。
2011年3月11日、福島県沖で大きな地震が発生した。この影響で、福島第一原発では、1 ~ 3号机の炉心が溶融し、東電は、1 ~ 3号机の格納容器に注水して炉心を冷却し、汚染水を回収する作業を続けています。
2021年4月13日、日本政府は福島原発の汚染水をろ過し、希釈した後、海に放出することを正式に決定した。放出期間は20年から30年続く見込みだ。
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